インターネット回線の種類と各回線のメリット、デメリットを解説。主要サービス提供会社も確認

インターネット回線にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴と利点があります。
自分にあったインターネット回線を選ぶ時のメリットとデメリットを理解しましょう。
主なインターネット回線の種類は以下のとおりです。

インターネット 光回線(別名:FTTH)

最も一般的で高速なインターネット回線。
1Gbpsや10Gbpsの高速通信が可能で、安定した通信が特徴です。
自宅でインターネットを利用する場合には、最もおすすめのタイプです。
ただし工事が必要となりますが一度開通すれば安定したネット環境が得られます。

メリット: 高速で安定した通信が可能。使い放題でデータ量の心配がない。

デメリット: 工事が必要で、開通まで時間がかかる。初期費用が高いことがある。

月額料金 約\5000~¥6000

光回線のシェア率

  • 1位 ソフトバンク光
  • 2位 ドコモ光
  • 3位 au光
  • 4位 フレッツ光(NTT東日本)

インターネット CATV回線(ケーブルテレビ)

ケーブルテレビのインターネット回線で、一般的に光回線より速度は遅くなりますが、無料で提供される物件もあります。
ケーブルテレビ会社のサービスを受けている場合は総合的に見て安く契約できることもあります。

メリット: 既存のケーブルテレビ加入者にとっては簡単に導入可能。一部の物件では無料で提供されることもある。

デメリット: 光回線に比べて速度が遅い。提供エリアが限定されている。

月額料金 \0~¥5000 提供事業者によって大きく異なる

CATV回線の加入者数は各都道府県平均で約68万世帯。
各地域によって大規模な事業者から小規模な事業者まで様々
大規模な事業者は光回線も提供している。


インターネット ホームルーター 

コンセントに繋ぐだけでインターネットを利用できるタイプで、工事が不要です。忙しい人や工事を避けたい人、引っ越しが近い人に適しています。例えば、「home 5G」のようなサービスがあり、速度は4.2Gbpsまで出るものもあります。

メリット: 工事不要で、コンセントに繋ぐだけですぐに利用開始可能。引越し時の移動が容易。

デメリット: 光回線に比べて通信速度が遅いことがある。利用環境によっては通信品質が低下することがある。

月額料金 約\4000~¥5000

ホームルーターシェア率

  • ソフトバンク softbank airなど
  • ドコモ home 5Gなど
  • UQ au speed wifi HOME 5Gなど

インターネット ポケット型WiFi

モバイルWi-Fiとも呼ばれ、外出先でのインターネット利用に適しています。
持ち運びが可能で、コンセントが不要なので、移動中や外出先でもインターネットに接続できます。

メリット: 持ち運びが可能で、どこでもインターネットを利用できる。工事不要。

デメリット: バッテリー寿命やデータプランによる制限がある。一部地域では通信品質が低下する可能性がある。

月額料金 約\3000~¥4000

  • wimax系(とくとくBB、BIGLOBEなど)
  • 楽天モバイル
  • ゼウスwi-fi
  • モンスターモバイルなど

インターネット スマホのテザリング

スマートフォンのデータ通信機能を利用して、他のデバイスにインターネット接続を提供する方法。
外出先での利用や、一時的なインターネット接続に適していますが、スマートフォンのデータプランに依存するため、長時間の利用や大量のデータ使用には不向きな場合があります。

メリット: 追加の機器が不要で、スマホがあればどこでもインターネットを利用できる。

デメリット: スマホのデータプランに依存するため、大量のデータ使用は追加料金が発生することがある。
バッテリー消費が早くなる。

月額料金 モバイル端末の契約プランにより異なる


まとめ

大きく分けて固定回線の選択肢とモバイル回線の選択肢に別れます。

会社や自宅で高速インターネットを利用したい場合は光回線が適しており、外出先や一時的なインターネット接続が必要な場合はポケット型WiFiやスマホのテザリングが便利です。

モバイル回線の提供会社も格安SIMと呼ばれるMVNO事業者も増えているため自分にあったサービスと料金をしっかり確認することが重要です。

また、工事を避けたい場合や短期間の利用を考えている場合は、ホームルーターが適しています。

固定回線とモバイル回線をうまく組み合わせることで最大限のニーズに対応することができます。


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