Googleサーチコンソールとは
GoogleサーチコンソールはGoogle検索結果におけるウェブサイトのパフォーマンスを分析し、改善するための無料ツールです。略称は「サチコ」と呼ばれています。
主な機能
検索パフォーマンスの分析
検索キーワードごとの表示回数、クリック数、クリック率(CTR)、順位を確認できます。
時間経過による推移や、デバイス別、地域別のデータが確認できます。
サイトの問題点の検出
インデックス登録の問題、クロールエラー、モバイルユーザビリティの問題などを検出できます。
問題の詳細情報や解決方法を確認できます。
サイトマップの送信
Google検索にサイトのページを効率的にインデックス登録させるために、サイトマップを送信できます。
手動アクションの確認
Google検索のガイドラインに違反している場合、手動アクションが通知されます。
問題を解決して、再審査をリクエストできます。
サーチコンソールのメリット
無料で利用できる
簡単に設定できる
SEO対策に役立つ
サイトの問題を早期に発見できる
サイトの改善に役立つ
サーチコンソールの使い方
Googleサーチコンソールにアクセスします。
ウェブサイトの所有権を確認します。
サイトマップを送信します。
検索パフォーマンスを確認します。
サイトの問題点を確認します。
問題を解決します。
その他
サーチコンソールは、SEO対策を行う上で必須のツールです。
サーチコンソールの使い方を理解することで、ウェブサイトのパフォーマンスを改善することができます。
サーチコンソールに関する情報は、googleの情報源を確認してください。
Googleサーチコンソール公式サイト: https://search.google.com/search-console/about
補足
2024年2月21日現在、サーチコンソールの最新バージョンは「1.0 Pro」です。
サーチコンソールは、日本語を含む多くの言語に対応しています。
インデックスに登録されていないページは Googleで配信することができません。
ページがインデックスに登録されなかった理由
noindex タグによって除外されましたについて
「noindex タグによって除外されました」とは、Google のクローラーがページを読み取った際に noindex タグを見つけたため、そのページを検索結果に表示しないことを意味します。
サイト評価への影響
noindex タグ自体は、直接的にサイト評価に悪影響を与えるわけではありません。しかし、noindex タグを過度に使用すると、以下のような影響を与える可能性があります。
- インデックスされるべきページがインデックスされない
- noindex タグを誤って重要なページに設定してしまうと、検索結果から消失し、アクセスが減少する可能性があります。
- サイト全体の評価が低下する
- 多くのページが noindex で除外されていると、Google はサイト全体を低く評価する可能性があります。
noindex タグの適切な使用
noindex タグは、以下の目的で使用するのが適切です。
- 検索結果に表示したくないページ
- テストページ
- ログインページ
- 個人情報を含むページ
- 重複コンテンツ
- 同じ内容のページが複数存在する場合、重複コンテンツとみなされないように、不要なページに noindex タグを設定します。
noindex タグの使用状況を確認する方法
サーチコンソールの「カバレッジ」レポートで、「noindex タグによって除外されました」という項目を確認できます。この項目では、noindex タグによって除外されているページのリストと、それぞれのページが除外された理由を確認できます。
問題解決のためのヒント
- noindex タグを誤って設定していないか確認する
- 重要なページに noindex タグが設定されていないことを確認します。
- noindex タグを本当に必要なページだけに設定する
- noindex タグの使用は最小限に抑え、検索結果に表示したいページには設定しないようにします。
- noindex タグの使い方を理解する
- noindex タグの使用方法については、Google の公式ドキュメントを参照してください。
まとめ
noindex タグは、適切に使用すればサイトのSEO対策に役立ちます。しかし、誤って使用すると、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。noindex タグを使用する際は、その意味と影響を理解した上で、慎重に設定するようにしましょう。
ページにリダイレクトがあります
「ページにリダイレクトがあります」とは、Googleサーチコンソールのインデックスレポート内で、インデックスできなかったページがどのような理由でインデックスできなかったのかを示すステータスフレーズの一つです。 内容としては、文字通り「リダイレクトが設定されているためにインデックスすることができなかった」ことを示します。
サイト評価への影響
リダイレクト自体は、必ずしもサイト評価に悪影響を与えるわけではありません。しかし、以下のような場合、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。
- リダイレクトチェーンが長い場合
- リダイレクトが複数回発生すると、ユーザーの利便性が低下し、Google からも評価が低くなります。
- リダイレクトループが発生している場合
- 同じページに何度もリダイレクトしてしまうと、エラーとなり、インデックスされない可能性があります。
- リダイレクト先のページが適切でない場合
- リダイレクト先のページが404エラーなど、問題がある場合、サイト全体の評価が低くなります。
問題解決のためのヒント
- リダイレクトの必要性を確認する
- 本当にリダイレクトが必要なのか、他の方法で解決できないか検討します。
- リダイレクトチェーンを短くする
- 必要なリダイレクトのみを残し、リダイレクトチェーンを短くします。
- リダイレクトループが発生していないか確認する
- リダイレクトループが発生していないか確認し、発生している場合は修正します。
- リダイレクト先のページを確認する
- リダイレクト先のページが問題ないことを確認します。
まとめ
リダイレクトは、適切に使用すればサイト運営に役立ちます。しかし、誤って使用すると、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。リダイレクトを使用する際は、その意味と影響を理解した上で、慎重に設定するようにしましょう
代替ページ(適切な canonical タグあり)
「代替ページ(適切な canonical タグあり)」とは、Google サーチコンソールのインデックスカバレッジレポートで表示されるステータスの一つです。このステータスは、以下の状況を示します。
- ページがインデックスされている
- ページに canonical タグが設定されている
- canonical タグが設定されたページがインデックスされている
つまり、canonical タグによって別のページが優先的にインデックスされているということです。
サイト評価への影響
基本的に、このステータス自体はサイト評価に直接的な悪影響を与えません。しかし、以下の状況では、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。
- canonical タグが誤って設定されている
- 本来インデックスしたいページではなく、別のページがインデックスされてしまう可能性があります。
- 重複コンテンツ
- 同じ内容のページが複数存在する場合、canonical タグによって重複コンテンツとみなされ、評価が低下する可能性があります。
問題解決のためのヒント
- canonical タグの設置箇所を確認する
- canonical タグが正しく設定されていることを確認します。
- canonical タグのURLを確認する
- canonical タグで指定されているURLが正しいことを確認します。
- 重複コンテンツを解消する
- 同じ内容のページが複数存在する場合は、canonical タグを使って重複コンテンツを解消します。
まとめ
「代替ページ(適切な canonical タグあり)」は、多くの場合問題ありません。しかし、canonical タグが誤って設定されていたり、重複コンテンツが発生していたりする場合、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。
見つかりませんでした(404)
「見つかりませんでした(404)」とは、Google サーチコンソールのインデックスカバレッジレポートで表示されるステータスの一つです。このステータスは、以下の状況を示します。
- Google がページにアクセスしようとしたら、404 エラーが発生した
- ページが存在しない
404 エラーが発生する原因としては、以下のようなものが考えられます。
- URL の誤入力
- ページの削除
- ページの移動
サイト評価への影響
404 エラーは、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。具体的には、以下の理由が挙げられます。
- ユーザーの利便性が低下する
- ユーザーが求めているページが表示されないため、ユーザーの利便性が低下します。
- クロール効率が低下する
- Google のクローラーが 404 エラーページに遭遇すると、クロール効率が低下します。
- インデックスから除外される
- 404 エラーが多数発生すると、サイト全体の評価が低下し、最悪の場合、インデックスから除外される可能性があります。
問題解決のためのヒント
- 404 エラーの原因を特定する
- Google サーチコンソールの「URL検査」ツールを使って、404 エラーが発生している URL を特定します。
- 404 エラーを修正する
- 404 エラーの原因に応じて、以下のいずれかの方法で修正します。
- URL の誤入力を修正する
- 削除されたページを復活させる
- 移動したページの転送設定を行う
- 404 エラーの原因に応じて、以下のいずれかの方法で修正します。
- サイトマップを更新する
- 修正した内容を反映するために、サイトマップを更新します。
まとめ
404 エラーは、サイト運営において発生する可能性のある問題です。404 エラーが発生した場合は、速やかに原因を特定し、修正することが重要です。
クロール済み – インデックス未登録
「クロール済み – インデックス未登録」とは、Google サーチコンソールのインデックスカバレッジレポートで表示されるステータスの一つです。このステータスは、以下の状況を示します。
- Google のクローラーがページにアクセスし、内容を確認した
- しかし、そのページが検索結果に表示されていない
このステータスが表示される理由はいくつか考えられますが、主に以下の2つが挙げられます。
- Google がページをインデックスする価値がないと判断した
- インデックス登録に時間がかかっている
サイト評価への影響
「クロール済み – インデックス未登録」は、必ずしもサイト評価に悪影響を与えるわけではありません。しかし、以下の状況では、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。
- 多くのページがこのステータスになっている
- 多くのページがインデックスされていない場合、サイト全体の評価が低下する可能性があります。
- 重要なページがこのステータスになっている
- 検索結果に表示されたい重要なページがこのステータスになっている場合、ユーザーのアクセスを失う可能性があります。
問題解決のためのヒント
- ページの内容を確認する
- Google がページをインデックスする価値がないと判断した可能性があります。ページの内容が薄かったり、重複コンテンツであったり、品質が低いと判断された場合は、ページの内容を改善する必要があります。
- インデックス登録リクエストを送信する
- インデックス登録に時間がかかっている可能性があります。サーチコンソールの「URL検査」ツールを使って、インデックス登録リクエストを送信することができます。
- サイトマップを更新する
- 修正した内容を反映するために、サイトマップを更新します。
まとめ
「クロール済み – インデックス未登録」は、必ずしも問題ではありません。しかし、多くのページがこのステータスになっている場合や、重要なページがこのステータスになっている場合は、問題解決のために対応する必要があります。
重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました
「重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」とは、Google サーチコンソールのインデックスカバレッジレポートで表示されるステータスの一つです。このステータスは、以下の状況を示します。
- サイト内に重複コンテンツが存在する
- Google が、ユーザーが指定したページではなく、別のページを正規ページとして選択した
サイト評価への影響
このステータス自体は、必ずしもサイト評価に直接的な悪影響を与えません。しかし、以下の状況では、サイト評価に悪影響を与える可能性があります。
- 重複コンテンツが多い
- 多くのページが重複コンテンツとみなされると、サイト全体の評価が低下する可能性があります。
- ユーザーが求めているページが正規ページとして選択されていない
- ユーザーが求めているページが検索結果に表示されないため、ユーザーの利便性が低下します。
問題解決のためのヒント
- 重複コンテンツを解消する
- 301 リダイレクトや rel=”canonical” タグなどを活用して、重複コンテンツを解消します。
- 正規ページを正しく設定する
- サーチコンソールの「URL検査」ツールを使って、正規ページを正しく設定します。
- サイトマップを更新する
- 修正した内容を反映するために、サイトマップを更新します。