後悔しない高齢者におすすめのスマホの選び方、シニア層が求める必要な機能やサポートなどを解説

今回は高齢者の方がスマホを購入する時に注意するポイントを中心に解説し、おすすめの契約プランやスマホも併せて紹介します。
まず初めに高齢者の方がスマホを使用した時に後悔した事のアンケートをまとめて記載します。

高齢者がスマホを利用して後悔したこと

  • スマホの使い方が難しくてわからない
  • あまりスマホを利用しないのに料金が高い
  • スマホが重くて腕が疲れた。
  • わからずに操作して有料サービスを契約してしまった。
  • SMSで来たメールから詐欺にあってしまった。
  • 使い方を聞く相手がいなくて困った。
  • 知らないうちに通信制限がかかって動きが悪くなっていた。

上記のような内容で高齢者の方がスマホの利用で困ったり、後悔していることがわかりました。
内容をまとめると

①使い方やサービスのサポートについて
②機種のスペックや契約内容について イヤホン・スピーカー
③特殊詐欺の対応について


高齢のスマホユーザーが求めていること

家族で使うスマホのOSは同じものを使用する。

使い方やサポートについて、一番簡単に相談できるのは家族の若い人だと思いますが、使っているOSが違うため簡単に教えることができなかったという事例も多いです。
特に親のらくらくホンやあんしんスマホの使い方が分からなかったという話です。

高齢者の方がスマホを選ぶ時、若い人がiPhoneを使用しているならば、2世代3世代前の物でも良いのでiPhoneを使用する。
家族がAndroidOSについて理解している場合はこの限りではありません。

スマホをなくした時に捜索できるようにGPSをONにして家族に共有しましょう。
AndroidOS→デバイスを探す
iPhone→iPhoneを探す


高齢者の方が自分で行ける範囲に店舗がある

スマホのサポートについてスマホで困ったことがある時はショップの店員さんに聞きたいという高齢者の方も多いです。
実店舗が有るのは基本的に大手3社と大手系列3社です。
(ドコモ、au、ソフトバンク、Ymobile、UQ、楽天)

ショップのサポートが不要、電話のサポートのみで大丈夫という場合は実店舗がない携帯会社でも問題ありません。


高齢者の方が自分で契約内容を理解できる

携帯ショップでスマホを契約すると細かい字で書かれた何枚もの契約書類を受け取ると思います。
機種の割賦料金、データプラン料金、音声プラン料金など複雑です。

私のおすすめとしては、もしショップでスマホ端末を購入する場合は一括販売のみで24ヶ月契約や36ヶ月契約をしない方が良いということです。

毎月200円掛かりますが、紙の利用明細を発行していてよかったという高齢者の方の声がありますので、スマホやパソコンから毎月の料金が確認できなくて不安な場合は利用明細を発行してもらいましょう。


高齢者の方が携帯以外の余計な契約をしない

さらにクレジットカードを契約すると割引が~自宅の電気をまとめるとセット割が~など携帯会社は様々なプランで囲い込もうとします。

スマホの契約以外のクレジットカードはどうしても契約したい場合のみ
自宅の電気の契約はほとんど安くならないのでしなくていいです。


内部スペックよりも重さや画面の大きさ重視

高齢者の方が使いやすいスマホは少しでも軽くて画面が大きい機種です。
更に視認性を高めるために表示される文字の大きさの変更や音量の調整方法は使用者自身で設定できるようにしましょう。

スマホは使いにくかったという方には無理にスマホは使わずにタブレットの使用を検討するのも良いと思います。

また周辺機器ではブルートゥースイヤホンを使うことで通話の声が聞こえやすくなったという声も聞きます。
置くだけで充電できる充電器も使いやすいです。
落下時に画面を保護できるケースも使用したほうが安心です。


知らない電話番号メールに注意

特殊詐欺の事件が多く発生していますが、詐欺師は電話番号を総当りしで掛けてきます。
知らない番号は出ない、知らないメールは返さないを徹底しましょう。
連絡手段は主要SNSのLINEを使用して知っている相手とだけコミュニケーションを取りましょう。


高齢者の方がよく使うアプリについて

  • 通話アプリ
  • メールアプリ
  • 検索アプリ
  • カメラアプリ
  • LINE
  • YouTube
  • 音楽アプリ
  • ゲームアプリ
  • 健康管理アプリ
  • 防犯アプリ

基本的に高齢者の方も若年層と使うアプリは変わりません。
アプリのダウンロード方法と無料と有料のアプリの違いは確認できるようにしましょう。
また事前の設定で有料のアプリをダウンロードできない設定もできます。

AndroidOSの場合は「playストア」から「設定」「購入時には認証が必要」

app storeの場合は設定からスクリーンタイム、コンテンツとプライバシーの制限、storeでの購入、app内課金不可から設定ができます。


高齢者の方におすすめのスマホ機種

既出ですが家族に使い方をフォローして貰える場合を考えて同じOSの機種が前提
iPhoneの場合はSE2やSE3がおすすめ。

Androidの場合はキャンペーンで一括10000円以下で購入ができるAndroid機種。

2024年2月現在ワイモバイルで一括1円機種は
iPhone8,Libero5GⅣ、OPPO A55s、AQUOSwish

他社も同機種は低価格で投げ売り状態です。


まとめ

家族で使うスマホのOSは同じものを使用する。
高齢者の方が自分で行ける範囲に店舗がある
高齢者の方が自分で契約内容を理解できる
高齢者の方が携帯以外の余計な契約をしない
内部スペックよりも重さや画面の大きさ重視
知らない電話番号メールに注意

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